1.素材の撥水性
素材の撥水性は、素材表面での水滴の接触角の程度で現されるが、めっきによる撥水性の付加は撥水性の高いテフロンを共析させたPTFEコンポジットめっきによる方法が行なわれている。
撥水性の付加によって素材の水分付着による腐食の発生の防止、またオイルフリーの摺動部品等に利用できる。
2.離型性めっき
金型などの離型性改善のため、マイクロポーラスを保油表面として利用するクロムめっきが広く一般に行なわれているその他、上記のPTFEを始めとするコンポジットめっき、金めっき等が使用されている。
3.
親水性処理
撥水性の逆に、水等となじみやすくする、ぬれ性をよくする目的で行われる親水性を目的とした表面処理もある。親水性処理については 「ぬれ性(親水性)」 を参照。
城南電化情報委員会
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